今回は周りの目がどうしても気になるという人に向けて
「どうすれば自分に自信をもって周りの目が気にならなくなることが出来るか」
をテーマにお送りしていきたいと思います。
人はなぜ周りの目が気になってしまうのでしょうか?
「自分に自信がないから」
「人に嫌われたくないから」
「周りに評価される人間になりたいから」
色んな理由がそこにはあると思います。
僕自身ももともとすごく周りの目を気にするタイプの人間でした。
たとえば学生時代は部活動ひとつ選ぶのに
「この部活に入ったらモテるだろうか」
「この部活ってあまりイケてないんじゃないか」
というふうに何かを選ぶにつけ自分のやりたいことより、周りの目を気にするような自意識過剰人間だったような気がします。
今思うとちょっと恥ずかしいですね(笑)
今現在も全く気にならないといえば嘘になりますが、以前に比べるとだいぶ周りの目を気にせずに自分の人生を生きていけるようになってきたように思います。
そんな経験もまじえながら今回は
①周りの目が気になる原因
②自分に自信を取り戻す方法
③周りの目を気にせず自信を持って生きていく
の三部構成でお届けしたいと思います。
基本的には考え方や捉え方を変えることによって自信を取り戻していくスタイルになっておりますので、どなたでも今からすぐに取り組んで頂けると思います。
このテーマで悩んでいる人、あるいは悩まれた経験がある人は結構おられるのではないでしょうか?
ぜひあなたもこの記事を最後まで読んでいただき、明日から自分らしく自信をもって自分だけの人生を生きていくきっかけにしていただければと思います。
目次
周りの目が気になる原因
最初に周りの目が気になる原因からさぐっていきましょう。
まず周りの目が気になる人の原因として一番大きいのは
「セルフイメージの低さ」
ではないでしょうか?
セルフイメージとは「自分が自分をどのように思っているか」ですね。
この部分が低いと当たり前ですが自分に自信が持てなくなります。
自信がないからどうしても周りの目を気にするようになってしまうという流れですね。
僕も若い頃に仕事で失敗してしばらくお家でじっとしていた時期がありました。
この時のセルフイメージは最悪で
自分=最低の人間
自分=社会の脱落者
自分=クズ
みたいな感じです(笑)
自分が自分をダメダメだと思っているので、当然周りも自分のことダメダメだと思っていると信じ込んでいます。
そうなると人と会うのがほんとに嫌になります。
幸いその時の僕は家族や周りの仲間にめぐまれていたおかげで、徐々に自信を取り戻すことができました。
(最初のうちはいくら周りから励まされてもまったく信用できませんでしたが)
元気になって振り返ってみるとほとんどが自分の勝手な思い込みだったという事実に気づくことができました。
このケースでは
たった一つの失敗=全人格の否定
になってしまっていたということですね。
人は何らかのセルフイメージを無意識に持ちながら生活していると思います。
先ほどあげた僕の例は少し極端ですが、意外とそのセルフイメージがなんとなく低下してしまっている人は結構多いんではないでしょうか?
「自分は優柔不断だ」
「私はすぐに行動できないダメなタイプ」
「周りと比べて仕事ができない」
このように無意識に自分に対してネガティブなイメージを持ってしまっているケースがあります。
まずは今現在あなたが自分に対して持っている「イメージ」に気づくことから始めてみましょう。
これは以前このブログでも紹介した「マインドフルネス」の技法の一つでもあるのですが「気づく」ことによってネガティブな思考はおこりにくくなってきます。
大半の人は無意識にネガティブな思考を繰り返していることに気づいていないことが多いからですね。
そうやって自分のネガティブな思考に気づけたら、今度はそれらをプラスに変えていきます。
自分に自信を取りもどす方法
自分自身の「セルフイメージ」の低さに気づいたら、次は自分に自信を取り戻していきましょう。
この章では2つの自信の取り戻し方を紹介していきます。
物事のプラス面を見て自信を取り戻す
「物事にはプラス面とマイナス面が必ずある」
ということはこのブログでも何度かお伝えしております。
一見自分自身の短所やコンプレックスも見方を変えれば個性や長所にかわるということです。
「セルフイメージ」そのものが自分が勝手にやっているものですから、自分で勝手に良い方向に変えたところで誰にも文句は言われないわけですね。
たとえば今回のブログのテーマである「人の目を気にしすぎる性格」にしても考え方によってはプラスにすることも可能です。
僕は
人の目が気になる人=センサーが強い人
という風に解釈しています。
いわゆる「空気が読める人」ですね。
こういうタイプの人は周りの人の感情の変化や空気感を繊細に感じ取る能力があると思います。
お笑い芸人やタレントさんにはこのような能力にすぐれた人が多いように感じます。
ですから「周りの目が気になってしまう」という部分を自分の能力だと思って
「自分は周りの空気を読む才能に恵まれているんだ」
とプラスに取ってみてはいかがでしょうか?
ようはその個性の使い方のバランスですね。
何事も「すぎる」のは良くないということだと思います。
周りの空気を読んで意図的に状況を有利に導く効果的な使い方ならOKですが、自分を責めるためのネガティブな使い方になってしまっていたらすぐにやめてしまいましょう。
世の中には周りのことをまったく気にしない少し迷惑な方もおられます(その人にはその人なりの役割があるので個人的にはそれも個性だと思っています)
このブログを読んでおられるあなたはおそらく周りの空気がわかる敏感な方なのではないでしょうか。
そういう繊細な部分を大切にしつつ、ぜひ他にはない御自身の長所だと思って自信を持って生活していただきたいと思います。
いつかその才能を役立てる時がくるはずです。
小さな成功体験を積み重ね自信を取り戻す
そしてこの章でお伝えするもう一つの自信のとりもどし方ですが
「小さな成功体験を積み重ねる」
という方法があります。
これは僕も日々やっているのですが、小さな目標を立ててそれをクリアすることで自信を深めていく方法ですね。
ここでの小さな目標は「誰でもできる簡単なこと」にするのがコツです。
特に最初はかなり低めにハードルを設定しましょう。
例えば休みの日などにその日にやることを紙に書いて
「洗濯」
「ゴミを捨てる」
「テーブルを拭く」
できたら○をつけて「ヨシ!」
と言います。
ここでは体の動作も付け加えるとなお効果的です。
ガッツポーズでもバンザイでも何でも良いのですが
僕は仕事中でもできるように、何か小さな目標を達成した時は右手で「ヨシ!」と小さなガッツポーズをするようにしています。
すこし大げさな気もしますが、これを続けることで少しづつやる気と自信がついてきます。
そうするとより大きなことにチャレンジする気力も出てくるわけです。
あなたも騙されたと思ってぜひやってみてください。
そうやって
「目標」⇒「実行」⇒「達成!」
を繰り返しているとだんだんと自分のやっていることに集中するようになって周りのことがあまり気にならなくなってきます。
結局は自分の今やっていることに集中して一生懸命やるということが、周りの目が気にならなくなるための近道なのではないでしょうか。
そのあたりを次の章でさらに詳しくお伝えしていきたいと思います。
周りの目を気にせず自信を持って生きていく
自分の人生を振り返ってみると「周りの目が気になる時期」というのは「特にやりたいことが見つからず人生が停滞している時期」と重なるような気がします。
人間はじっとしていると何となく周りの目が気になるようにできているのかもしれません。
僕は子供のころ野球に夢中だった時期がありました。
その時は「少しでもうまくなりたい!」という気持ちで毎日練習に行っていました。
もちろん監督やコーチに認められたいという思いはありましたが、大人になってから感じるような
「周りにどう思われているだろうか?」
「嫌われてないだろうか?」
などの思考はなく、ごく単純に白球を追いかけていたように思います。
あなたはどうでしょうか?
子供の頃なにかに夢中になった経験はありませんか?
おそらくその頃は今よりも周りの目が気にならなかったはずです。
いま現在周りの目が気になるようになってしまったのは、子供から大人になったからでしょうか?
それは年齢が関係しているのではなく、実はやりたいことを見失っているせいなのかもしれません。
あなたも子供の頃のようにやりたいことや好きなことを見つけて全力でそれに取り組んでみませんか?
何か目標に向かって集中して取り組んでいる時、周りの目に対する意識は自然と小さくなっていきます。
想像してみてください、オリンピックを目指しているアスリートがいちいち自分の行動を周りにどう思われているか気にするでしょうか?
それどころではないですよね(笑)
ぜひあなたも子供の頃に感じたように夢中になれるものを見つけて全力で取り組んでみてください。
それを続けることがやがてあなたの自信になり、気がつけば周りの目なんか気にする時間がもったいないと感じられるようになっているかもしれません。
まとめ
ここまで周りの目が気になる人に向けて自分自身の自信を取り戻し、自分らしく人生を生きていくヒントをお伝えしてきました。
要点をまとめると
①自分自身のネガティブなセルフイメージに気づく
②セルフイメージをプラスに書き換え自信を取り戻す
③やりたいことに集中することで周りの目を気にせず自分らしい人生を生きる
でしたね。
ぜひあなたも自信を取り戻し自分が本当に人生でやりたいことを見つけてください。
周りと比べるのではなくあなただけのオリジナルな人生を楽しんでいただきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。