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あなたは「マインドフルネス」とは何かご存知ですか?

僕も「マインドフルネス」という言葉だけは聞いたことはあったのですが、中身については「???」

という時期がけっこう長くありました。

「なんだかよくわからないけどマインドフルネスって難しそう」

という方が結構おられるのではないでしょうか?

 

しかし実際にマインドフルネスを学んでみると意外ととっつきやすく、仕事をする中で日々たまっていくストレスを解消していく方法としてはすごく実用的なものだということがわかってきます。

当ブログでは「マインドフルネス」を活用した仕事の場でのストレス解消の方法を具体例をあげながらできるだけわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

マインドフルネスとは何か?

まったくご存じない方のためにお伝えしておきますと「マインドフルネス」というのは「瞑想」の一種です。

「瞑想」というと何となく小難しいイメージをもたれる方もおられるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

マインドフルネスは日常の中で簡単に取り組むことができ、仕事のストレスを解消するにはもってこいの方法なのです。

ものすごくシンプルに言うとマインドフルネスとは

 

「今この瞬間」に注意を向けた状態

 

を言います。

これがすべてだと言ってもよいくらいです。

では実際にマインドフルネスを使ってどのように仕事のストレスを解消していいけばよいでしょうか。

そのあたりを次の章で具体的にお伝えしていきたいと思います。

マインドフルネスで仕事のストレスを解消する方法

あなたは日々の仕事の中でどの程度「ストレス」を感じていますか?

おそらく「ストレスなど全く感じない」という方は少ないのではないでしょうか。

 

僕は普段介護の仕事をしているのですが、やはり人の健康に関わる部分が多いので知らず知らずストレスがたまってきます。

今の仕事をはじめて間もない頃の話なのですが、持病で水分制限がある方にうっかり水分をわたしてしまったことがありました。

幸いすぐにベテランの方が気づいてくれて事なきを得ました。

まわりからは「気にするな」と言われたのですが、入りたての自分は「とんでもないことをしてしまった」と完全に舞い上がりその後ミスを連発することになってしまいました。

これなんかは完全に今ここに意識を向けれてない失敗例だといえます。

 

ミスが起きる

そのことを引きずる

目の前の仕事に集中できない

またミスをする

 

の悪循環ですね。

 

マインドフルネスは今この瞬間に意識を向ける瞑想法です。

 

この例でいうと

「まちがって水分をわたした」

これは確かにミスですが、それはもう終わったことです。

次の瞬間には別の仕事をしているわけですから、その目の前の仕事に集中すればよかったですね。

 

ミスが起きる

そのミスにしっかりと対応

次の仕事に集中

 

このように一個づつ目の前のやるべき仕事に集中していけば、その後の余分なミスは防ぐことができます。

結果的に仕事のストレスも解消され、仕事自体の効率もあがっていきますね。

次の章からはさらに詳しくマインドフルネスの仕事におけるストレス解消の方法について見ていきましょう。

マインドフルネスを活用しよう

マインドフルネスを実際に仕事の場で活用しストレスを解消していくには大きくわけて2つの方法があります。

それは

「外部からの刺激」

「内部からの刺激」

の2つです。

では仕事においての具体例を上げながらストレス解消の方法をお伝えしていきます。

外部からの刺激に対する方法

まず最初にマインドフルネスを使った外部からの刺激に対するストレス解消方法から見ていきましょう。

 

マインドフルネスを仕事の場でうまく使いながらストレスを解消できている人は

「感情のコントロールがうまくできている人」

ということが言えると思います。

 

逆にマインドフルネスを仕事の場でうまく使えずストレスの解消ができていない人は

「感情のままに刺激に対して反応している人」

ということができると思います。

 

またここでも具体例として僕の体験談をお話したいと思います。

これは以前の職場での話なのですが、入社して間もない頃は周りからの助言にも素直に感謝し一生懸命言われたことを取り組んでいました。

しかし少しづつ仕事に慣れてくるとだんだんと最初の素直な気持ちがなくなっていきます。

そんな中普段から少し苦手にしている職場の先輩から自分の仕事のやり方に対して結構なダメ出しをされたことがありました。

僕は反射的に自分の正当性を主張してしまい、職場はかなり険悪なムードにつつまれました。

結局その先輩とはしばらく関係がギクシャクし、自分自身もイライラから仕事の生産性を落とす結果になってしまいました。

 

このケースでは先輩の言葉(刺激)に対しすぐさま行動を移しています(反応)

 

刺激→反応

 

という形ですね

しかしマインドフルネスを活用すると

 

刺激スペース反応

 

という形に変えることができます。

マインドフルネスでうまくストレス解消ができている人はこの「スペース」の部分に

「ひょっとしたら先輩は自分のために言ってくれてるかも」

といったような「冷静な視点」を入れることができます。

そうすると反射的に反応していた時と違いの場に適行動選択する余裕がうまれます。

 

こちらがゆとりをもって対応するわけですから当然相手も感情的にはなりにくいですよね。

マインドフルネスをうまく活用することで仕事での余計なストレスを解消し結果的に職場の人間関係も安定させることができるようになります。

内部からの刺激に対する方法

では今度はマインドフルネスを使った内部からの刺激に対するストレス解消方法を見ていきましょう。

一説には現代人は一日に60000回以上思考しているといわれています。

なんとそのうちの80%がネガティブなものに分類されるそうです。

 

僕も普段介護の仕事をしていてしょちゅうストレスを溜めることがあります。

ストレスが溜まっているときって、つい自分のことを責めてしまうことがあるんですよね。

そうなると頭の中がネガティブ思考に巻き込まれて悪いループから抜け出せなくなってしまいます。

 

そんなときに有効なのがマインドフルネスです。

マインドフルネスをおこなうことでこのような「無意識のネガティブな思考」に「気づく」ことができるようになってきます。

不思議なもので「気づき」をくりかえすことで、やがて自分自身を責めることにエネルギーをつかうことがだんだんと馬鹿らしくなってきます。

 

人間ですからネガティブな思考がうかぶのは仕方ありません。

でも訓練することでその思考にだんだん巻き込まれなくなってくるということですね。

 

あなたも「自分を責めることにエネルギーを使っていないか」まずはそこに気づくところから始められてはいかがでしょうか。

そうすれば無駄に自分を傷つけることも減り、結果としてストレスが解消され仕事に対するモチベーションも自然と上がっていくでしょう。

まとめ

ここまでマインドフルネスによって仕事のストレス解消する方法をお伝えしてきました。

マインドフルネスは「誰でも」「いつでも」「どこででも」できるとても日常になじみやすいストレス解消方法です。

「瞑想」と聞いて尻込みされていたかたもぜひこれを機にマインドフルネスによるストレス解消方法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

僕もマインドフルネスを活用しながら、日々のくらしを生き生きと過ごしていきたいと思います。

次回からは具体的な「やり方」についてお伝えしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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